早打ち素振りでヘッドスピードを上げよう
ソフトボールのバッテイングで、ボールを遠くに飛ばすためには、スイングのヘッドスピードが必要不可欠です。
その為の腕の筋肉の強化をする練習として最適なのが早打ちの素振りやトスバッティングの練習です。
そんな早打ちの素振りの練習としては、毎回同じ位置にバットを構えてからスイングするのがポイントです。
しっかり腰を入れて打つようにします。
その際にスイングしたバットは頭の上から戻すようにすると良いでしょう。
そうすれば同じ位置にトップが出来やすくなり、腕の負担もそれだけ増えるので、腕を鍛えるいいトレーニングになります。
また、ヘッドの位置を下げずに元の位置に戻すことで更に腕の筋力を強化できます。
そして、構えたら素早くスイングしましょう。
ヘッドスピードが上がるということは、インパクト時にボールに強い力を与えることができるので、特に飛ばない選手や威力のない打球になってしまう人には、早打ちはとても大切な練習方法です。
いずれにしても特に鍛えておきたいのは背筋です。
何故なら、背筋が強いと股関節の柔らかさの強化や強い腕力が生まれるからです。
ただ、筋力をつけたり、ヘッドスピードを上げることは、自分との闘いになり、誰も助けてくれません。
冬季などの鍛錬期に、後１０ｍ飛ばそう、といったように目標を決めるといいでしょう。
それでも自分との闘いになるということは変わりませんが、本気で上手くなりたい、ライバルたちの上達を目のあたりにすれば、自分も頑張ろうという継続する力のプラスになるかもしれません。
なお、実際の早打ちは下半身を固定しリストターンを意識するのと、ボールが落ちてくるところを打つのではなく、上がってくる頂点のところで打つように練習していきましょう。